私は便秘を解消しました。~この感動をあなたにも~

便秘の原因

便秘の原因を探る

生活習慣やストレスによって便秘が起こるということをご存知の方もいるかもしれません。
しかし、それ以外の原因でも便秘は起こる可能性があります。

今回、便秘の原因と考えられるものを、便秘の分類別に見ていきたいと思います。

便秘というのは、便が出にくくなるというイメージをお持ちの方が多いと思います。
たしかにその通りですが、もっと細かいことを言うと、便が通過しにくくなる、あるいは通過させにくくなるという2種類が考えられます。
前者の、便が通過しにくくなるというのは器質性便秘のことを指しています。
便は消化管で作られますが、その消化管の構造は排水管のような形で、その中を便が通ります。
その管が何らかの原因により通過しにくくなってしまった場合に起こるのが器質性便秘という便秘です。

器質性便秘は先天性のものと、大腸がんなどによる後天性のものがあります。
この種の便秘は生活習慣等を改善しても治らないことが多いので、早めに病院などにかかることが推奨されています

次に後者の、便が通過させにくくなるという便秘ですが、これは機能性便秘を指しています。
さらに機能性便秘は急性便秘と慢性便秘、慢性便秘は弛緩性便秘と直腸性便秘、痙攣性便秘に大別されます。
これらはいずれの場合においても、大腸の働きが悪くなることで起こる便秘ですが、この便秘に最も影響を与えていると考えられているのが生活習慣です。
他にも膠原病やパーキンソン病など様々な疾患により起こることが考えられていますが、ここではより一般的かつ誰にでも起こりうる、生活習慣による便秘について記述していきます。

述べたとおり、機能性便秘というのは誰にでも起こります。
さらに生活習慣悪化による便秘は、腹痛や食欲低下などによりさらに生活習慣を悪化させ、悪循環に陥ってしまいます。
ここから言えるのは、便秘だと感じた人がまず初めに行うべきことは、生活習慣の見直しだということが言えます。
今回は器質性便秘と機能性便秘について紹介しましたが、これらの分類以外の便秘ももちろん存在します。
つまり、上記の原因を克服したからといって、便秘が治るわけではありません。
むしろ、治らなければ他の重大な病が潜んでいる可能性がありますので、そのような場合は病院へ行くことが良いと思います。